スプーンエキスカベータ - 院長ブログ

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2015年7月 3日 スプーンエキスカベータ

エキスカベータ―とかスプーンエキスカベータと言ったします。これは歯医者さんで使う道具の名前です。虫歯を取る時 はじめはエアータービンといって 皆さんが聞きたくない歯科医院特有の音がする器具で取ります。ここで多量の虫歯に感染した歯質を削ります。虫歯が深くなると歯の神経(歯髄)に近くなります。麻酔をしているから痛みを感じませんが 歯髄そのものには、熱や刺激が伝わっています。
それが歯髄刺激となって 治療後も 数日間痛みを感じます。
そこで歯髄に近づいたら 少しでも低刺激で削りたいのです。そこで登場するのが、エキスカベータです。これは手用器具で先に刃がついています。ちょうど食事の時に使う スプーンに似ているタイプもあります。大きさは1~2㎜です。これで歯髄に近い虫歯を削り取るのです。エキスカを手に持って虫歯の部分をひっかく感じです。最後に硬い歯質になるとカリカリと音がします。この音がしないうちに歯髄に達したら治療変更になります。麻酔抜髄(歯の神経を取る治療)です。
多くの先生方は、麻酔抜髄をしたくないのです。理由は歯が弱くなるからです。将来 抜歯になるリスクが上がるからです。そこで歯髄ギリギリのところで 少ししか削れないなおかつタービンより低刺激のエキスカベータを使うのです。
少しでも歯髄を守りたい。そんな想いで日々診療しています。

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