知覚過敏 - 院長ブログ

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2015年7月 4日 知覚過敏

テレビのコマーシャルでも知覚過敏という言葉を聞きます。これは本来 痛みとして感じないはずの刺激を痛みと感じてしまうことです。知覚は触れる感覚です。過敏は過剰に反応するといったところでしょうか。
具体的には歯ブラシをしたり うがいをしたときなどに 歯が浮く感覚やしみたり痛いと感じることがあります。多くの方は虫歯だと思い 来院します。調べてみると 虫歯は無く 知覚過敏ということがあります。
知覚過敏を感じる場所は、歯と歯ぐきの境目が一番多いです。白い歯はエナメル質といって、とても硬いのですが、歯ぐきの付近はセメント質という柔らかい歯質なのです。そこをゴシゴシと力を入れてブラッシングをすると柔らかいセメント質が削れて中の象牙質が出てきてしまいます。この象牙質は歯の神経(歯髄)と密接につながっています。この部分に歯ブラシの毛先や冷水等が触れると痛みとして感じてしまうことがあります。不思議なものである一点だけ痛みを感じる場合もあれば、その周囲全体に感じることがあります。
治療法としては、しみにくくする薬を塗るかボンディングを塗布するか麻酔抜髄(神経を取ること)などです。
予防策として、過度のブラッシングを行わないことが有効です。また研磨剤の少ないペーストや知覚過敏用のペーストを使うことも良いと思います。
また、歯ぎしり くいしばりがある場合も 歯の付け根が欠けて知覚過敏や虫歯になりやすく注意が必要です。


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