歯石を取ると歯の隙間があく? - 院長ブログ

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2016年3月18日 歯石を取ると歯の隙間があく?

下顎の前歯の裏側は、たくさん歯石が付いていることが多いです。ここは、舌の前に位置します。舌の裏側には、唾液を出す穴が開いています。そのため 唾液の成分が付着しやすく 歯石も溜まりやすいのです。
よくこの場所の歯石を取ると 「スース―する」 「何だか 歯に隙間があいたようだ」 と言われることがあります。 実際は、もともとあいている隙間に歯石が詰まっていたため 歯石がなくなると スース―感じるのです。 
若いころは、そこの隙間にも歯肉があり 歯石も付きにくかったのですが、年齢とともに 歯肉も下がってきます。
結果として 歯の隙間に物がつまったり 違和感を感じるようになるのです。爪楊枝で汚れを取ったりします。できれば、隙間の大きさに合ったサイズの歯間ブラシをオススメします。
歯間ブラシは、楊枝と違い 歯肉マッサージも行えます。すると歯肉の血行がよくなり 引き締まって来ます。
出血もしなくなり 口臭も予防できます。
歯石を取ると歯の隙間があくというのは、確かに本当だと思います。しかしそれは、歯周病の原因である歯石を取った結果なのです。歯石があれば、その隙間は知らぬ間にどんどん大きくなってきます。大きくなっても歯石が付いているので 隙間があいている感覚はありません。最後は歯が動いてきます。そうなると歯石を取ると歯も抜けてしまうこともあります。
年齢とともに歯に隙間はあきます。しかし 歯間ブラシや歯石取りで歯周病を予防することで 隙間の大きさが拡大することは防げるのです。


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