おやつを食べると虫歯になるのはどうして? ~間食とむし歯の関係~ - 院長ブログ

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2018年6月 8日 おやつを食べると虫歯になるのはどうして? ~間食とむし歯の関係~

甘い誘惑と怖い虫歯
 
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家事やお仕事に追われている合間に頂くおやつは、疲れた身体と心を解きほぐしリラックスできる一時を提供してくれます。しかし、虫歯を誘発するという側面もあり毎食後にしっかりと歯磨きをしているのに、いつも虫歯が生じてしまうという方は、共通して間食をする習慣があります。

しかし、糖分補給をしなければ思考回路が回復しない上に、育ち盛りのお子様達にとっては健康かつたくましい身体を作るために必要不可欠な事なので、間食をしないのは不可能である事からできるだけ虫歯を発症しない付き合い方を意識して過ごしましょう。

事実として1日に3食の食事のみをするという最低限の食生活を送っている方と、合間の時間におやつを摂取する方の双方を比較した際、おやつを食べる方の方が圧倒的に口内環境が悪くなっています。


気にするのは砂糖の量ではなくて、●●!?
 
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その要因は口内に起こる変化が関与しており、人体が食物を口に含むと当分を栄養として生息している虫歯菌の活動が活性化され、次第にお口の中が酸性になります。

酸性になると歯の最も外側にありコーティングとしての役割も果たしているエナメル質が溶け出してしまい、外部からの悪影響を直接的に受けてしまう状態に陥ります。

そうした良くないコンディションから歯を保護してくれているのが唾液であり、酸を被ってしまった歯を洗い流してくれる役割を持っているのですが、間食する機会が多いと次から次へと食物が口内に入れられるので、元来の中性の状態を取り戻す余裕が確保できません。

そのような一連の様子から判明するように、唾液が中性に戻れず酸性のままであり続ける事が間食により虫歯になりやすいという要因なのですが、食べ方によってはできるだけ本来の様子を維持し続ける事もできます。

その方法というのは量やカロリーではなく、口にする頻度を意識するというものであり、1日に1度カロリーが高く糖分量も多いケーキをお腹いっぱいに食べている方と、仕事や家事の合間に高い頻度で飴を口にしている方を比較してみると、1日に1度だけケーキを食べている方の方がむし歯になり難いです。

だ液がお口を守ってくれている
 
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意外性が高い事実ですが、その理由はやはり唾液の性質の移り変わりが関係しており、たとえハイカロリーだとしてもおやつの時間に1度だけであれば一度酸性化してもその後は再び中性に戻っていき、次の食事を摂るまで現状維持できるためです。

一方、飴は1つあたりの大きさが小さくてすぐに溶けて無くなってしまいますが、食事と食事の間で絶え間なく口に入れ続けていると中性状態に戻る事が無いですし、食事も含めると終日お口の中はいつむし歯ができてもおかしくない状況です。

ただし、歯科医師も間食自体は決して悪いものではなく、全くおやつを食べてはいけないというわけではないと明言しており、専門医の観点から推奨しているのはメリハリを付けた食べ方をする事です。

つまり食事と同様に日々明瞭に時間を設けてその時間だけ食べるようにし、テレビやインターネットをしながら漫然と間食せず、おやつの時間が済んだら歯磨きをすれば虫歯になり難くさせられます。

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