群馬県伊勢崎市 みやこ歯科

その2 セラミック冠とプラスチック冠の違い

下の写真をみてみましょう。

①は、セラミック冠です。周囲の自分の歯と合っていて自然に見えます。
②は、プラスチック冠です。人工的な白い歯というのが見てわかります。

この違いは、どこにあるのでしょうか?
これは透明感や艶、色の再現性です。

実際に会話をしたとき、①が人工的な歯だと気がつく人は少ないと思います。
しかし、②は多くの人が気がつきます。

セラミック冠とプラスチック冠の違い

もしあなたが前歯に歯を入れるとしたら、「セラミック」と「プラスチック」どちらを選びますか?

「白い歯」と言葉で表現しても目で見るとこれだけ違いがあるのです。歯はその人の第一印象を左右する大切な要素の一つです。歯の知識をしっかり得た上であなたに合った歯を入れることをおすすめします。

歯の変色について

カレーライスの丸くて白いお皿を思い浮かべてください。ひとつは陶器のお皿、もう一つはプラスチックのお皿です。

プラスチックのお皿は使い込むと表面が傷ついてカレーの黄ばみが浸み込んで洗剤で洗っても汚れが落ちなくなってきます。

ところが陶器のお皿は、いつまでも表面がツルツルしていて洗えば、汚れが落ちます。

歯も同じです。プラスチックの歯はカレーやお茶、赤ワイン、タバコなど着色がどんどん浸み込んで変色してきます。笑った時に茶色くみえてきます。

陶器(セラミック)は、何年経っても白い歯が、ずっと白いままです。

傷つきやすさ(耐摩耗性)

セラミック冠とプラスチック冠の違い 変色に関連して材質の違いで傷のつき具合にも差があります。

プラスチック冠は歯ブラシをしたり、噛むことで、表面が傷つきザラザラしてきます。表面の凹凸部に汚れや食べかすがたまり虫歯や口臭の原因にもなります。

一方、陶器(セラミック)は、硬いため、傷がつきにくいのです。歯ブラシをすれば、いつまでもツルツル感が続きます。

金属アレルギーについて

日本では歯の詰め物に金属を使うことが、多いです。よく言われる「銀歯」ですが、実際使われる銀は60%程度。残りの半分近くが亜鉛・パラジウム・スズ・銅などです
 
人体に異物である金属を使うことは、出来る限り避けたほうがいいと思います。

特にこれらの成分にアレルギーがある人は注意が必要です。金属を体内にいれるわけですから、その成分は少しずつ体内へ溶け出します。

場合により手や足、髪、お腹などに湿疹やかゆみ、抜け毛などの症状がでることがあります。2016年4月からは、従来歯科で使われていたアマルガムという金属が使用中止になりました。以前から危険性が指摘されていたからです。

金属アレルギーのない方でも前述のような「銀」「銅」「亜鉛」「スズ」「パラジウム」など金属が体内に入る量は少ないほうが良いと思います。

今後はメタルフリー(金属を使わない)が、主流になっていくと思われます。

ここまでセラミック冠とプラスチック冠の違い、金属アレルギーと歯科で使われている金属について説明してきました。

これらは一般の方は知らないことです。しかしご自身の歯を治療する上で知っておいた方が良い知識だと思います。この知識を持っていれば、ご自身で判断できるからです。