院長ブログ

2019年3月27日 歯医者さんと睡眠時無呼吸症候群の関係とは?

017b3a3bb50016381093bd5e0eb69e62_s.jpg

就寝中に大きないびきが継続されつつ、途中段階で何度も呼吸が止まってしまうという症状が見られる時は睡眠時無呼吸症候群に見舞われています。無自覚の方や医療施設を受診をしていない方も大多数居るため、はっきりとした患者数は示されていないものの、現在およそ200万人から300万人の患者が居ると計算されています。


当人はしっかりと睡眠をしているつもりでも、一日の疲れを取り翌日からの活力を得るために欠かせない睡眠が満足にできない状態になっているので、明るい時間のパフォーマンスが著しく低下してしまいますし、命に直結する病気に見舞われてしまう恐れもあります。


無自覚の方が多く患者数がはっきりしていないという事にも通ずる事ですが、睡眠時無呼吸症候群にはしっかりと診断の基準が定められており、それはたとえ就寝中に1度呼吸が停止してしまっただけでは発症していると診断されない事です。

その名の通り呼吸が行われていない状態を無呼吸と呼ぶのですが、睡眠時無呼吸症候群に関しては10秒程度停止する事が頻発する事の他に、1分程度の長い時間にわたって停止する事例もあります。そのように10秒間以上呼吸が行われなくなる様子が1時間に5回を超える回数確認されると、睡眠時無呼吸症候群という診断が下されます。


呼吸をしていないため寝息すら聞こえない静かな状態がある反面、並々ならぬいびきをするのも特徴の一つなのでいびきの大きさや頻度についても目を向けるようにしましょう。ただし、睡眠中という事も相まって自分で気がつくのは困難であり、パートナーが居らず一人暮らしの方などにおいては自分の不規則で大きないびきなどに驚き目を覚ます事はあるものの、自覚するのは非常に困難です。


そこで疑わしき変調を感じたら早めの検査を行う事を心がけるようにし、検査は自宅での簡易的な事前検査と1泊2日のスケジュールで行われる入院検査です。自宅において睡眠中の体内における酸素の濃度や脈拍を計測するモニター検査を行い、陽性判定された場合入院し医療施設にて本格的な検査を受ける事になります。


陽性ではあるものの重症ではないと判断された時には、生活改善で体重を現状よりも5%分減量していく事を目標にしてダイエットに励みます。そして、就寝時には横向に眠るようにし舌が喉の方に移動しないように対策し、それでも改善されない時はマウスピースを装着して改善を図ります。マウスピースを用いれば顎の後退により気道が狭まっていても若干突き出せるようになるので、気道が確保され呼吸がしやすくなります。

月別アーカイブ