お口の中が乾燥していませんか? ドライマウスについて - 院長ブログ

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2019年9月 5日 お口の中が乾燥していませんか? ドライマウスについて

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口腔乾燥症とはドライマウスとも呼ばれるものであり、何らかの理由で口の中から乾いてしまう症状のことを言います。人の口腔内は水分で満たされることによって健康な状態を保つことが出来ます。

しかし、水分が減ってしまうと健康に様々な問題が発生してしまうことにも繋がります。その1つとして摂食嚥下の障害が挙げられます。

人が飲み込むためには水分が必要となります。口の中が乾いている状態で無理やり飲み込もうとすると、喉に大きな負担がかかってしまいます。口腔乾燥症になったときには意識的に水分を摂取することが重要と言えるでしょう。

口腔乾燥症の診断は病院で行われています。主に行われるのは唾液量検査です。唾液量を計測し、どのような状態になっているかを確認します。唾液量はその時の体調によって変わります。

例えば鼻炎薬などを飲んだあとは口の中が乾きやすくなり、正確な唾液量を計測できないケースもあります。他にも涙液量検査、血液検査などが行われます。

人の口内には唾液腺と呼ばれるものがあります。ここから唾液が分泌されることにより、口の中が満たされるようになっています。唾液腺の大きさには人それぞれ異なっており、口の乾きやすさに影響を及ぼすこともあります。

年齢を重ねることにより、唾液腺の働きが悪くなるケースも少なくありません。口腔乾燥症になったときには治療を行うことが有効となります。その際によく用いられるのが保湿スプレーや保湿ジェルです。

しっかりと対処をすることで解決することも出来ます。唾液をたくさん出すためのツボもあります。首の側面の上の部分にツボが存在し、そこを両手の指で指圧することによって乾燥を防止することが出来ます。積極的に水を飲むことも有効です。

筋機能に問題が発生していて、口の中が乾燥するというケースもあります。そのような場合は根本的に解決することが出来なければ治らないということになってしまいます。原因が分からないときは医師の診察を受けることで治せる可能性が高まります。

あまり知られていないことですが、口の中が湿っていることは虫歯の防止にも繋がります。人の歯は再石灰化を繰り返すことで正常な状態を保ちます。この再石灰化は乾燥しているとなかなか行うことが出来ません。そのため、口の乾燥を防ぐことは非常に大切です。

口腔乾燥症であることに気づいていない方も少なくありません。クッキーやクラッカーなどを食べたときになかなか呑み込めないという場合は、航空乾燥症である恐れもあります。徐々に飲み込むのが厳しくなってきたという場合は、一度診察を受けてみるのも良いかもしれません。

ドライマウスには様々な原因が考えられます。単に老化によるものである場合は治療が必要でないケースもあります。いずれにしてもどのような理由で乾燥しているのかを知り、必要に応じて対処を行って健康な状態を保つことが、その後のライフスタイルにも大きな影響を与えます。

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