院長ブログ

2020年3月 6日 意外と勘違い?「お口のセルフケア」

歯を見せている女性

起床時や就寝前の他に毎食後歯磨きを欠かさず行っている方は少なくありません。しかし、ケアをする頻度が多いのにも関わらず、虫歯や歯茎の腫れ、口臭などが解消されずに悩みの種になっている方が意外と多いのは、ケア時に正しい方法が行えていないためです。

たとえ起床後と昼食後、就寝前という1日に3回の頻度でブラッシングを行っていたとしても、口内には50%もの歯垢が残ったままになっているため、ケアを行う際には歯ブラシのみで完結させるのではなく、合わせて歯科用フロスや歯間ブラシも併用する事が大切です。

歯科用フロスや歯間ブラシを併用すると、歯ブラシのみでは50%も残っていた歯垢が綺麗に除去させられますし、歯垢が除去できた事により虫歯や歯周病の発症の予防にも繋げられ、一生涯にわたって健やかな口内環境が構築できます。

また、口臭が発生してしまう理由は口にした食べ物自体が持つ臭いや、胃腸などの消化器系がきっかけになっている事例もあるものの、85%から90%の割合で口内環境と口内ケアが関係しています。

口内ケアを怠ってしまったり正しく行えていないと、口内に存在している細菌がしっかりと除去できていない食べかすや唾液を栄養源として活動を活発化させるので、活動が活発になった際に発生する硫化水素の臭いにより強い口臭が生じます。

そして、口内ケアと言えば歯の表面をブラッシングしたり、歯と歯の間に歯科用フロスを通して歯垢を除去する事で十分であると考えられている事例も多いですが、舌の表面に付着している白色の汚れの塊も除去しなければ口臭が生じるようになりますし、口臭の原因の6割が舌の汚れが関係しているほど密接です。

そのため、口内ケアを施し清潔な口内環境を構築するには歯ブラシの他に、歯科用フロスなども用意し適材適所で使用する事が大切なのですが、各アイテムの選び方に関しても気を配る必要があります。

歯科医院の他にドラッグストアやホームセンター、コンビニなど各所で気軽に買い求められる歯ブラシにはサイズや種類など様々なタイプがありますが、購入する際にはサイズ選びを慎重に行いましょう。

歯ブラシの最適なサイズを選ぶためには自身の親指の大きさを参考にする事ができ、ブラシのヘッドの部分のサイズが自身の親指と同じ大きさであれば、お口の大きさに適していて隅々に至るまで磨きやすいです。

歯科用フロスは、用いられている糸状の部分ができるだけ細くて柔らかいタイプを選ぶと歯と歯の隙間に挿入しやすく、歯茎などに対するダメージを与える心配もありません。

歯科用フロスと同じ役割を持つケアアイテムとしては歯間ブラシもあり、歯間ブラシはフロスとは異なり細やかなブラシが周囲の存在しているので、必要に応じて歯間ブラシの合わせて使用すると良いです。

さらに、歯ブラシの他に舌を磨くための舌ブラシも購入すると舌の表情の汚れが除去でき、口臭に加えて見た目も衛生的になります。

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