実は多い、歯ぎしりで悪くなってしまう歯
ちゃんと歯磨きしているのに歯が悪くなる!?
寝ている間の歯ぎしりは自分では気づきにくいものです。無意識にしてしまう事が多いので、意識をしないと治すことができません。特に、寝ている時に歯ぎしりは起こってしまうので、ひどい場合には根本的な治療が必要になる方も居られます。
歯ぎしりを続けてしまうと歯に負荷をかけ続ける事になってしまい、時間がながければ長いほど歯根破折のリスクが増加するので、注意が必要です。
もちろん無意識にする事が多い症状なので、知らない内に歯を傷つけている可能性も考えられます。歯根破折になると虫歯になっている訳でもないのに突然折れてしまったり、欠けてしまう等のトラブルに見舞われてしまうので、少しでも気になる方は歯科医院を一度受診してみる事をお勧め致します。
放置しているとデメリットしかない!
歯ぎしりをしているかどうかは歯科医院で確認をしてもらう事ができるのと、実際に歯根破折になるリスクがあるのか確認してもらう事ができるので、安心です。
特に普段から虫歯や歯周病にもなっていないのに痛みを感じている方は歯ぎしりによる歯根破折が進んでいる可能性もあるので、一度は診てもらうようにしましょう。
歯根破折は表面上では見えない事も多いので、きちんと検査を行わないと確認する事ができません。また放置していても自然治癒することはないので、放置する時間が長いほど、治療は難しくなります。痛みを我慢し続けていると仕事や勉強に手がつかなくなるだけではなく、食事を行うのも嫌になってしまうので、早急に治療をする様にして下さい。
仕事が忙しくて症状が出ている時に放置する期間が長かったせいで、痛みを我慢し続けてしまっている人もいます。診てみるとやはり歯根破折なこともよくあります。
この様に放置をしておくことはデメリットしかありません。忙しくて受診ができない方でも会社や学校に事情を説明して、休憩時間を利用するなど行い、受診する様にしましょう。
特に普段からストレスを感じていたり、不安感が強い方には歯を食いしばったりしている事も多いので、注意が必要です。噛みしめる力が強い方は特に検査を行うようにして下さい。持続的に強い負荷がかかり続けると時が経つごとに歯根破折になる可能性が増加してしまいます。
「痛くない=問題なし」ではありません。
歯の痛みがない場合でも定期的に検査を行っておくことで、安心感を得ることができますし、リスクの軽減にもつながります。かかりつけの歯科医院があれば、少しの違和感を感じた場合にも相談しやすいので、日頃から近所の歯科医院や職場に近い歯科医院などを探しておいて、違和感を感じた場合にはすぐに受診を出来る環境つくりを行う様にして下さい。
歯根破折は急激な痛みを伴う事もありますが、小さな違和感から気づく場合も多く、初期の頃であれば、治療も比較的容易に済むので安心です。